記事が長くなりそうなので分けたよ。
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その時のママ→命さえあればいい
その時のママはね、悔しいけど斜視(ずっと両目とも右を見ていたよ)でリクライニング車椅子でホーキング博士のような身体の硬直を見せていたよ。
命さえあればいいと思ってるよ。パパは先に書いておくけどね、悪い意味で書いてるんじゃないよ。
身体のことは少し嫌だなと感じるかもしれないけど、あえて書いておくよ。
何故かと言うとリハビリで回復出来る部分もあると思うんだ。
言い方が悪いかもしれないけど、斜視だっておすぎとピーコさんみたいにサングラスをつければいい(かわいいやつ)
身体だってリクライニングの車イスから普通の車イス。後は歩行訓練(出来るかな?)杖を使って歩くとか。
まぁやれるかどうかわからないけど一緒に頑張ろうよママ。
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リアクションのない時もあった
エマちゃんわかる?って次女が聞いたらちゃんと反応したんだけど、そのあとエマちゃんの写真を見せてもあまり反応がなかったよ。
エマちゃんが大きくなったのが分からなかったのか。疲れてきたのか何とも言えないけど。
ちょっと疲れてきたのかな。2種類のリハビリをしたあとだしね。
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少し腕を持ち上げたら痛がるママ
写真をママに持たそうとして看護師さんが腕を持ったらすごくママが痛がったんだよ。痛みに強いママがさ。
そんなに痛いのかと思うぐらい両目をグッと閉じてそれもちょっとだけでなく10秒とかだったんだろうか結構長く痛そうだったんだ。
筋肉が固まっているらしいんだけど、それは本当に痛そうだったよ。長女に聞いたら痛くて泣いてしまう患者さんもいるらしい。
そんなに痛いのなら2時間車イスに乗るのもすごく大変だね。リハビリ一緒に頑張ろうね。
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右手がひょいっと上がったんだ!
コロナ禍で面会謝絶なんだけど合わせてくれているので長居も出来ないから『また来るね』ってママにみんなで言ったんだ。
看護師さんがママの乗った車イスの向きを変えようとくるっと回したとき、右手(手首から手のひら)がひょいっと上がったんだ。
へ?今?と思ったら看護師さんも『あら』って驚いてたんだ。
看護師さんは『手が動く』というのは看護師さん同士から聞いていたけど見たのは初めてです。って言ってくれたんだ。
家族の刺激(面会)は大きいですね。って。
終始、泣いていたよ。もちろん嬉し泣きだよ。
ここ最近すごく色々なことがあったから期待し過ぎちゃうよね。
パパはもう今でも気持ち的には帰ってきてもらいたいぐらいだ。
まぁそんなわけにはいかないんだろうけど。けどそれぐらい嬉しかったんだ。
だって術中死とか意識は1、2年戻らないとかから始まったからさ。
生きてさえいれば大丈夫だよ。
ママは一人ぼっちで寂しいのかな。
車イスで大部屋に戻っていくときの姿を見て三女が絶対寂しいって言ってたよ。そのことを思い出してちょっと泣いてた。